7月4日(日)、NabiChan日本語教室では、日本の季節行事である『たなばた』の授業を行いました。
この日、参加したのはベトナム、中国、フィリピンにルーツを持つ生徒さんたち。大人の教室、子どもの教室それぞれで『たなばた』行事や飾りの意味、由来を学び、短冊に願い事を書いて笹に飾り付けるという「日本語の読み書きと文化の体験」に、取り組みました。
「コロナがなくなって くにへかえれますように」「にほんごのしけんに 合格できますように」「かぞくにあえますように」「みんながけんこうでいられますように」「ともだちがいっぱいできますように」などと、切実な願いも書かれています。
この日はちょうど日本語検定の試験の日ということで、受験で参加できなかった生徒さんには次回の教室(10日・11日)の時に体験していただく予定です。
今も市民情報交流センター館内にこの笹飾りを展示しています。来館された地域住民の方も「きれいねぇ」「ホッとするねぇ」「笹飾り見たの何年ぶりやろ」と声を上げられ、短冊に願い事を書いてつるす方たちもお見えでした。
どなたにでも書いていただけるように短冊も用意してありますので、コロナ禍の今だからこそ、皆様もそっと七夕に願いを託してみてはいかがでしょうか。