県教育委員会は、いじめなど子どもたちのインターネットでのトラブルを防止するため、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)での不適切な書き込みを児童生徒や保護者らから連絡してもらうアプリ「ネットみえ~る」を作成し、運用を始めた。
県教委は、学校名などのキーワードでインターネット上を検索するネットパトロールを専門業者に委託して実施している。しかし、友人グループによる無料通信アプリ「LINE」などの書き込みは当事者以外の検知が困難なため、ネットパトロールと併用することにした。
いじめや虐待、自殺、不良行為などの書き込みを見つけた場合、その書き込みをスクリーンショットで撮り、情報提供してもらう。提供者自身が名前など個人情報を伝えたくない場合は入力しなくても提供でき、書き込みの被害者らが地域の相談窓口に相談できるようにもしている。
提供された情報は県教委生徒指導課が平日の毎朝確認し、関係する学校や市町教委、警察などと連携して関係者の指導や心のケア、書き込みの削除などをする。
アプリは、県ホームページや県内全ての学校を通じて紹介し、ダウンロードするよう呼びかける。アプリの作成や管理・運営の事業費は約800万円。
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SNSの不適切書き込み 県教委が通報アプリ 運用スタート/三重/毎日jp
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