人権文化のまちづくり

名張市人権センター
Nabari City Human Rights Center

2024年度市民文化講座「心の傷を癒すということ」劇場版上映会を開催しました!!            ~人権・男女共同参画~

 2025年2月2日(日)13時30分から名張市総合福祉センターふれあいホールで、2024年度市民文化講座「心の傷を癒すということ」劇場版上映会を開催しました。

  阪神・淡路大震災発生時、自ら被災しながらも、他の被災者の心のケアに奔走した若き精神科医安克昌(あんかつまさ)さん。手探りながらも多くの被災者の声に耳を傾け心の痛みを共に感じ、寄り添い続けた日々。しかし、志半ばで、病気で亡くなりました。在日韓国人として生まれ共に歩んだ「夫婦の絆」と彼が寄り添い続けた人々との「心の絆」が描かれました。映画の中で安先生が言われた「弱いってええことやで」「弱いから人の弱いとこが分かって助け合える」、「僕の心のケアて何やろってずーっと考えてるんやけど」「もしかしたら一人一人が尊重される社会をつくるていうことちゃうかな思て」、「心のケアって何か分かった」「誰も独りぼっちにさせへんてことや」などの言葉に、考えさせられました。笑いもありましたが、涙し、とても感動した映画でした。

【参加者のアンケートより」
・人と人との関わりあいの大切さにについて考えさせられた。
・心のケアが一人ぼっちにさせないことを知れてよかった。
・神戸の震災、国籍による差別、職業による差別などの現実がある中、一人一人にできる思いやりが、優しい言葉がけが心を温め、癒すということを感じさせられました。
・人は一人じゃない。心の傷を負った人にも理解し優しさを持っていくことを学んだ。
・常に人の心に耳を傾けることの大切さ、寄り添うことの大切さを教えてもらいました。少しでも自分の生活の中で実行できたらと思います。
・とても良かったです。日頃の自分を見つめるいい機会・時間でした。近くにいる人をもっともっと大切にしたいなぁと思えました。自分の心も人の心も大切にしたいと思いを強くしました。

名張市人権センター

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