登録団体のみなさんに行ったアンケート結果の中で、ご要望の多かった「助成金申請」について勉強する講座を開催しました。

講師を澤卓哉さんにお願いして、約２時間の講座となりました。
澤さんは松阪市市民活動センターでNPO向けの助成金の事務局を担当しておられることから、その経験をもとに、申請書記入のワークショップでのきめ細かい対応で人気となっておられます。

今回の講座では、最初に、そもそも助成金とは地域課題解決のための資金であり、助成元が自分たちの代わりに地域課題を解決してもらうために団体に提供しているという基本的なことをお話してくださいました。
そして、申請書に自分たちの思いばかりを書くのではなく、助成元がどのような成果を求めているのかを、募集要項からくみ取り、誰が読んでも内容が理解できるように書くことが大切だということを教えていただきました。
澤さんのお話の中から助成金申請のポイントを学んだ参加者のみなさんは、実際の助成金の募集要項や申請書、ワークシートを使って助成金申請の書類を書いてみました。
また、申請書を書くことによって、自分たちの団体の強みや弱みを知ることができることや活動を客観的に見つめ直すきっかけになることも教えていただきました。

参加者のみなさんが真剣な表情で澤さんのお話を聞かれていたのが印象的でした。

理解しやすい内容で丁寧にお話をしてくださった澤さん
参加してくださったみなさん
ありがとうございました。

センターでも助成先や申請についてのご相談に応じさせていただきますので、お声掛けください。
アンケートより（抜粋）
・助成側の意図するところをよく理解したいうえで、助成を受ける側も一緒になって目標達成することが大切だとわかった。
・自分たちの思いだけを発信しても助成元には理解してもらえないことがわかった。