昨年度、コロナ感染者の急増に伴いやむなく延期したこの講座ですが、今年度やっと開催することができました。昨年度のはじめに企業や団体の方に話題提供をお願いし、また、受付開始早々にお申込み頂いていた方もいらっしゃいました。
本当にお待たせしましたの気持ちで開会を宣言させて頂きました。
今年度も特定非営利活動法人Mブリッジの米山哲司さんと中川絵美子さんに進行をお願いしました。
6月18日(土)9時~12時
Part.1 まずは知ろう「SDGs de 地方創生カードゲーム」
楽しみながらSDGsの本質を理解するゲームです。参加者のみなさんは、開始前は初対面の人ばかりでしんと静まりかえっていましたが、ゲームが進むにつれて会場内の空気がどんどん変わっていきました。
SDGsでは、トリプルボトムラインと呼ばれる「社会」「経済」「環境」の3つをバランスをよく発展させることが大切だと言われています。
どれか1つだけが突出しても世の中はよくなりません。
ゲームが始まった頃は、そのバランスがよくわからず、どんどんプロジェクトを進めようとされていました。ところがゲームが進むにつれて、 自分たちプロジェクトは達成すべきか、止める選択をする方がいいのかを、参加者のみなさんはグループ内で、時にはグループを超えて他のグループとや行政とも話し合いながら、どうするのが最善なのかを考えておられました。
仮想名張市は、人口減少が進みましたが、経済的には安定して、環境も良く暮らしやすい市となりました。今後の課題は名張を離れた若者のUターンや移住者を増やすことでしょうか…
SDGsは日本語では「持続可能な開発目標」と言われています。それは、「 将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発 」という意味です。次回からは、名張市の現状や課題を話題提供してもらい、どうすれば済み続けられる名張市になるかを考え合います。