厚生労働省が定める「児童虐待防止推進月間」の11月に合わせて、名張市は市役所1階の展示で虐待防止を呼びかけている。
名張市によると、2020年度に市内で寄せられた児童虐待相談は119件(17歳以下が対象)。心理的虐待(言葉で脅す、目の前で家族に暴力をふるうなど)が55件と半数近くを占め、身体的虐待が4割(48件)、ネグレクト(食事を与えないなど)が1割(14件)と続き、性的虐待は2件だった。近年は報道などで関心が高まり、年間100件以上の相談が寄せられているという。
展示では、県と市、県警の取り組みや呼びかけを紹介している。11月下旬からは詳しい相談窓口などを展示する。
児童虐待に関する相談窓口は、児童相談所全国共通ダイヤル(189、24時間対応)や伊賀児童相談所(0595・24・8060)、名張市家庭児童相談室(0595・63・2515)など。
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児童虐待防止訴え 展示で取り組みPR/名張/三重/毎日jp
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