報告が遅くなってしまいましたが、2020年2月24日、松崎町のadsホールで講師にパラリンピック競泳の伊藤 真波さん、「大家族! 石田さんチ」の〝お父ちゃん″こと石田 晃さんを迎え、「ふれ愛・認め愛・支え愛 ~共生社会の実現を目指す講演会~」を開催しました。
今回の講演会は、毎年開催している「男女共同参画推進フォーラム」と、「ともに生きる『トーク&コンサート』~障害のある人もない人も共に暮らしやすいまちを目指して~」のふたつの催しを同時開催という形で、二部構成で開催しました。特定の施策分野・対象に限らずに、広く「共生社会」のあり方について訴えかける、初めての試みとなりました。
また、受付にてマスクを配布したり、アルコール消毒にご協力いただいたりしたほか、風邪のような症状のある方は参加を控えていただくなど、感染症予防対策を実施して開催しました。ご協力いただき、ありがとうございました。
当日は幅広い世代の方々にご来場いただき、みなさん熱心にお話を聞いておられました。
第1部「ともに生きる『トーク&コンサート』」では、 講師の伊藤 真波さんが「あきらめない心 ~片腕があたえてくれた夢~」の演題のもと、障害を乗り越え、パラリンピック出場、バイオリニスト、看護師と、夢をあきらめず歩み続けてこられたことをお話くださいました。また、バイオリンで中島みゆきさんの「糸」も披露してくださいました。
第2部「男女共同参画推進フォーラム2020」 では、講師の石田 晃さんが「大家族! 石田さんチから学ぶお父ちゃんの役割」の演題のもと、石田流・父親の役割や、仕事と家庭の両立などに触れながら、等身大の飾らない言葉でお話くださいました。テレビで放送されていない家族のその後などもお話くださいました。
また、第1部と第2部の間の休憩時間には、「手話ワンポイント講座」も開催し、「もっと手話を覚えたい!」という声もいただき好評でした!ロビーでは障害福祉と男女共同参画に関するパネル展と「支え愛マーケット」も開催され、手づくりの雑貨、パンやお菓子、農産物などの販売も行いました!
今回の講演会に参加くださったみなさまからは、
「伊藤さんがとても前向きで明るく、頑張っている姿は自分の生きるうえでとてもはげみになりました」
「体験談で、説得力があった」
「親子で学べる時間でした」
「私も『手伝うこと、何かない!』と言える自分でありたい」
「多様な人がいることを知ることで、誰もが住みやすい街になると思います」
「テレビで見てるお父ちゃんが来てくれて嬉しい」や、
「名張の方のお話も聞きたい」など、沢山の感想をいただきました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!